LA10(ラ・ディエス) 

HINCHADA HIROSHIMA LA10 活動記録やカープ、Jリーグ、海外サッカー、日本代表について書かせていただきます

8月6日にあたって

本日8月6日、昭和20年8月6日に広島市内に原子爆弾が投下されてから74年となった

当日まで平穏なごく普通の生活を営んでいながら原子爆弾という大量破壊兵器により理不尽に虐殺された全ての方々に哀悼の意を示すと共に、家族、友人を失い今も原爆症と戦う被爆者の方々に深くお見舞い申し上げる。

広島、長崎への原爆投下は非戦闘員たる一般市民を自らが開発した兵器で殺傷したいという人体実験目的で行われたことが目的であることが明白で、第一非戦闘員を殺傷すること自体が国際法に違反している。

本来日本国民が指摘すべきはこのアメリカ政府の残虐性への糾弾である

現状、政治家、マスコミ、教育現場にいたるまで原爆の被害を取り上げるが「核兵器の廃絶」という目標に帰結される。

また米国政府、国民は現在もなお戦争の早期終結のためにやったことであり、100万人以上の両国民を救ったという言説を信奉している。

そのような貴国の姿勢がベトナム戦争での枯葉剤の使用やイラク戦争での劣化ウラン弾使用のような他国民を省みない残虐性に繋がっているのではないか?

米国政府、国民にはこのような日本国民への残虐行為(東京大空襲のような都市空襲、広島、長崎への原爆投下、婦女子への暴行、捕虜虐待等)を心から反省し全ての戦災者の心の癒しに尽力することを求める。

我々日本国民は無理やり戦争に引きずり込み、同胞を焼夷弾や原爆で焼き殺した貴国を絶対許さない。

ただし、戦争から74年が経ち、米国内において戦争と直接関係ない戦後生まれが大多数を占めることについては憂慮すべきである。

 

我らが広島が戦うACLってなんだ?

最近スポーツニュースでよく聞くACLアジアチャンピオンズリーグ

サッカーの試合のこととは分かっていても何の試合なのか分からない

そんな人が多いのではないでしょうか?

今回はそんな皆さんにも分かりやすくACLとは何か解説いたします

ACLは正式名称をAFCチャンピオンズリーグといいAFC(アジアサッカー連盟)が主催するクラブチームのアジア王者を決める大会です。

ヨーロッパ、アフリカ、北中米・カリブ海、南米、オセアニアとそれぞれ王者を決める大会があり、それぞれの王者は毎年12月に開催されるFIFAクラブワールドカップへの出場権を得られます。

手越くんが虹色のマフラー巻いて毎年宣伝してるやつですね

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ACLに出場できるクラブは各国に枠があり、それぞれのリーグ戦またはカップ戦の上位チーム(クラブ)が出場できます。

日本からは

  • Jリーグ・J1の前年度1位〜3位クラブ
  • 天皇杯の前年度優勝クラブ(ただし天皇杯の前年度優勝クラブが、J1の3位以内に入った場合は、J1の4位クラブが繰り上げ出場となる。)

が出場します。

 

今シーズン日本のJリーグからは

川崎フロンターレサンフレッチェ広島鹿島アントラーズ浦和レッズ

の4チームが出場しました。

グループステージの結果 鹿島、浦和、そして我らがサンフレッチェ広島がベスト16に進出しました。

過去、日本勢では

2007 浦和レッズ

2008 ガンバ大阪

2017 浦和レッズ

2018 鹿島アントラーズ

が優勝してきました。

特に昨年、一昨年と日本勢が連覇しているので今年のACLは日本勢三連覇がかかった重要な大会と言えるでしょう

 

しかし、近年のACLでは日本勢が苦戦しています。

FIFAランクがアジアの中でも上位の日本 しかし国内リーグのチームは韓国や中国、中東のクラブに苦戦し、ベスト16進出もままならない。それはなぜでしょうか?

やはり、過酷なアウェーでの戦い、他のリーグ戦やカップ戦との兼ね合いでベストメンバーを揃えられないといった理由が挙げられます。

そんな困難な中でアジア王者になる。更にはクラブワールドカップで世界的なクラブと対戦する。大きな夢ですよね!

ACLで優勝したクラブを見てみると

鹿島アントラーズ(20冠)

ガンバ大阪(9冠)

浦和レッズ(8冠)

(冠数はリーグ優勝、ルヴァン(ナビスコ)杯、天皇杯+ACL)

と国内でもタイトルを多く獲っている強豪クラブが獲得してきていることが分かります

そんな輝くタイトルが広島にやってくるかもしれない!

いやがおうにもワクワクしますよね!

しかもサンフレッチェ広島の次の相手は鹿島です 

日本勢同士の対戦は国内のサッカーファンを熱狂させるでしょう

そしてもっともっと広島県内そして日本国内で世界に挑戦する日本のサッカーを盛り上げていきましょう!

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日本人の宗教観に見る野球とサッカーの関係

みなさんは初詣などでお寺や神社にお参りはされるだろうか?

多くの日本人は初宮参りや七五三、結婚式などを神式で行い、お葬式やその後の法要などは仏式で行うのが一般的だろう

また仏壇と神棚 その両方が家庭にある方も多いはずだ

ところが立ち止まって考えて欲しい

仏教とは古代インドにおいてブッダ(釈迦)がこの世の苦しみからの解放を目指し、開いた宗教だ

一方、神道は日本人の古来からの自然などに普遍的に宿る神への信仰から生まれた原始的宗教だ

つまり信仰として全く方向性の違う宗教だ

いや、方向性が似ていても二つの宗教を同時並行で信仰するのは海外の人から見れば奇怪であろう

ではなぜ「神仏習合」と呼ばれる日本独特の宗教観が出来上がったのだろうか?

まず神道サイドに近づいたのは仏教サイドであった

聖武天皇によって奈良の大仏東大寺が建立されることになるが東大寺鎮守神、つまり守り神として今の大分県にある宇佐神宮八幡神が勧請される これが手向山八幡宮

また天台宗を開いた最澄比叡山延暦寺を建立するにあたり元々この地に鎮座していた日吉大社の山王神を延暦寺、ひいては宗派全体の守護神とした

また最澄と同じ時代を生きた真言宗の開祖・空海高野山に金剛峰寺を建てるにあたり高野山の神である丹生都比売神社を崇敬した

それに続くように神道サイドからの仏教への接触が始まる

この世の苦しみからの救済を説く仏教の教えに生身の人間だけでなく日本の神々も仏法への帰依を求めていると考えられるようになった

実際にそのような神からの託宣があったという記録も残っている

そして神前での読経や神宮寺と呼ばれる神社の境内内の寺院が建立されるようになる

そしてその代表的な具現化が「八幡大菩薩」である

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その後、さらに寺と神社は接近することとなる

本地垂迹説の登場だ

日本の神とは仏が日本の衆生を救うために仮の姿として現れた「権現」であるという思想だ

仏と神は合一であるという考えによりさらに両者は統合していくこととなる

 

さあ話を現代の日本のスポーツに置き換えよう

現代の日本においては野球とサッカーの二つが大きな大衆スポーツとして存在している

プロ野球というのは読売新聞が全国で巨人軍の宣伝をしたり首都圏でカープファンが急増したりと地域を越えてファン拡大を図っているのに対し、Jリーグはクラブには地域の代表たる側面を持つことを規定している 

つまりプロ野球は自宗派の教えを分け隔てなく広めようとする仏教的な存在であり、Jリーグは地域の人々の心のよりどころになろうという点で神道的な存在であろう

まあなんせ坊主がやるのが野球で八咫烏がエンブレムなのがサッカーですからね笑

つまり違う競技の文化を持ち込もうというのは極めて日本的な考えであるといえる

我々HINCHADA HIROSHIMAがやろうとしているのはまさに文化の調和である

普段サッカー場で活動する我々が野球場で活動するのはカープをサッカー文化によって守護することであり

普段野球場で活動する我々がサッカー場で活動するのは苦しむサッカーを野球文化によって救済することなのです

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カープはセリエAのチームだ!

タイトルだけ見た方は「セントラル・リーグのチームなんですけど???」と思ったでしょう

実はカープとサッカー大国イタリアに皆さんが気付いていない繋がりがあったのです

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こちら廿日市市にある合宿所大野寮です

主に若手選手の生活の場となっているこの施設ですが実はニックネームがあります

Casa di CARPIOカーサ・デ・カルピオ)

イタリア語でカープの館という意味です

 

カープのグッズ販売を行い、カープベースボールギャラリーの運営を手がける球団の子会社「カルピオ」

社名のカルピオはかわいい子を意味するイタリア語です

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さらに今年度のカープファンクラブの名称

ROSSO ffffff(ロッソ・フォルティッシモ

演奏記号で「より強く」を意味する“フォルティッシモ(ff)とイタリア語で「赤」を意味する”ロッソ(ROSSO)が組み合わさっています

 

このように野球の母国アメリカで使われる英語や野球が盛んなラテン・アメリカ諸国で使用されるスペイン語等ならともかく

サッカーの国のイタリア語がこれほど頻繁に使われている球団はありません

 

イタリアでサッカーは「カルチョ」と呼ばれ国民の生活に深く根付いています

近代サッカーの戦術や文化もイタリア発祥のものが多いです

国内トップリーグセリエAにはインテルACミランユベントスといったUEFAチャンピオンズリーグでもおなじみの競合クラブが揃い、イタリア代表は近年こそ低迷しているものの通算4度の優勝 これはドイツと並び歴代2位です

 

また瀬戸内海を臨む広島の風景は地中海を臨むイタリアにそっくりです

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ネットショップ開設のお知らせ

本日よりHINCHADA HIROSHIMA メンバーが運営するオンライン雑貨ショップ「南蟹屋」がオープンいたしました

販売しているものは家具から家電、食品にいたるまで様々です

このような商品を取り扱っていますので是非購入していただけるとありがたいです

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ショップリンク↓

shop.moshimo.com

我々は歴史と伝統を守る!

皆様ご存知かと思いますがプロ野球で鳴り物の応援を最初に始めたのはカープです

またスクワットという独特の応援を作り出しました

これが現在のカープの応援の基礎です

我々はそこにサッカーの文化、例えばゲーフラやパイフラ、飛び跳ねるなどのスタイルを取り入れたいのです

つまり今ある半世紀近いカープの応援文化を全て否定し壊すことは我々の理想ではありません

むしろそのような輩がいるのなら許せません

また我々の活動の柱として「共に戦う意識」「10番目の選手となる」があります

今のカープの応援スタイルに世界中で愛されるサッカーの応援文化とその精神をミックスする

その時に世界最高の応援が出来るのではないでしょうか

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なぜカープにはファンではなくサポーターが必要なのか?

我々の活動の真髄はカープファンをカープサポーターに変えることです。

なぜ従来のファンでは駄目なのか?

それは広島東洋カープという球団には親会社がないからです。

読売ジャイアンツには読売新聞社という親会社があります

阪神タイガースにも阪神電気鉄道(もっというと阪急阪神東宝ホールディングス)という親会社があります

福岡ソフトバンクホークスの親会社ソフトバンクは二軍施設の充実化など全面的な支援を行っています。これも大の野球好きである孫正義オーナーの熱意なのです。

しかしカープはどうでしょうか?

マツダは30%の株式は保有していますが資金的な援助は行いません

他の球団は赤字に転じても親会社からの補填を見込めます

実際毎年のように赤字を計上している球団もあり、それが要因で幾度と無く球団の身売り、買収が繰り返されてきました。

残念ながらスポーツの世界はお金です 丸の巨人移籍もそうです

この三年間で三連覇したのは事実ですがそれが10年20年どころか5年持つかも微妙です

実際球団創設当初と00年代がまさにそうでした。

ただカープにもこれだけのファンという財産があります

ですがファンの数、ホームのアドバンテージ=強いという図式に必ずしも繋がっていないというのが現状です。

なぜならこの三年間最後はポストシーズンで無残な姿で敗退するということを繰り返しています。

しかも全てあの真っ赤に染まるマツダスタジアム終戦の場です

そしてなにより圧倒的な強さで優勝した印象をお持ちの方も多いでしょうが、実際にはビジターでの勝率は大したことありません

実際今シーズンナゴヤドームでは3勝9敗でした

つまり名古屋周辺のカープファンは完全に置いてけぼりにされているのです

だから市民球団広島東洋カープがこの強さを維持し、なおかつ35年ぶりの日本一を目指すには「勝たせる応援」というのが必要になってくるのです。